最終戦の表情ですごい来季に期待持てたし、本気で自分の信念、フィンケさんのやりたいサッカー貫いてくれればそれで構わないです。
ただ、2009一年間観てきて、誰もが観て足りないなと思うところ、はっきりと浮き彫りになってきたとこあるので、そこはまとめておきたいなと思います。
☆基点になれる本物のFWタカが本調子の活躍をしてくれれば、問題解決ですけど・・(・_・*)
得点王争うFWはいたけど、とにかく基点となれる前の選手が今年はいなかった。
それが好不調の波が激しい大きな原因だろうと思います。
クロスの質の問題もあったけど、それより中の人数が足りなかったりってことも多かったです。
シュート意識の問題もあったけど、それより攻撃の際に基点になる選手がいなくて、少し迷って時間かかって相手が守備の陣形整えちゃってシュートうてないってことも多かったです。
イングランド代表カペッロ監督は、得点力のあるFW(ルーニー)はもちろんだけど、必ず基点になれる選手(ヘスキーやクラウチ)も起用する。
ファーガソン監督はなぜベルバトフをとったか。
ゴール前で強い、相手DFを背負えれる、タメがつくれる、他の選手を助ける、スペースがつくれる、やはり現代の流動サッカーにおいてこそ"基点"なるものが必要。
カウンターもいけるしパスつなぎももちろんいける、4-4-2(場合によって4-2-3-1)のトレンドは、やはりここ。
この前のテレ朝深夜の討論会で名波氏が
『(代表にほしい選手は?)森本。相手DFせおえれるからね~。キープして観方のスペースもつくれるし。』
的なことおっしゃっていましたが、代表のサッカーおいてもウチのサッカーおいても、ここなんですよね、ここがいたら強いんです。
とにかく、困ったときにゃ基点君に預ける、これができるようになる前の選手がいたらなと思います。
☆自分の最低限の役割をしっかりとこなすCB闘莉王、坪井という二人で今年もほとんどやってきましたけど、はっきり言って二人ともCBとしての最低限の役割をこなしてくれませんでした。
闘莉王は、実力はあるんでしょうが、その実力を半分程別のことに使ってしまってチームのバランスを激しく崩していたし、坪井は肝心なところでの一対一の弱さを今年何度も露呈。
いわゆる"失点に絡む選手"として目立ってしまいました。
千葉がいい例なんですが、千葉のCB(福元やボスナー)って非常に"失点に絡む選手"なんですよね。
決定機でないところでは一対一の強さを発揮しますが、肝心なところで・・・という。
要所での強さを発揮する選手、センターバックの最低限の役割をこなしてくれる選手が、ほしいなと思います。
ここはできたら二人ほしいなぁと思いますが、大分の某選手獲得の動きも難航しているようですが、果たして・・・。(イジョンスとかいいなと思ってましたが、3連覇した某チームが狙ってるらしいですね。あそこのフロントはさすがです。)
☆1アンカー時、多彩なものを生むパサーロビーは守備あまりしないしボランチだという選手ではないし、直輝は今年何度かボランチやりましたけどまだまだ攻守両面に動く程の体力はついておらず。(直輝は最終節みたいに、後ろに啓太や阿部ちゃんがいるときは今年活躍できた)
しばらくは2アンカーでも、とも思わなくもないですが、もちろん究極系は1アンカー、それになんせフィンケさん自身が1アンカー好きですからね(^_^;)
広島の某選手獲得の動きもあるようですが、果たして・・・。
☆熟練したSB最後の方になってようやく平川が出てきたり、細貝、のぶひさ、峻希とSBできる選手が今年たくさん出てきましたが、欲を言えば、今までずっとSBやってきた的な熟練選手がほしいかな、とは思います。
絶対とれ!とは言わないですが、いたらいいなと思うところ。
SBは、CBのカバーであったり、攻撃参加であったり、いろいろな役割が求められますから、そういう意味では熟練SBの方がきちんとこなしてくれるのかもしれませんが、上の補強ポイントほど即必要!というほどでもない。
新潟のジウトンとか、できたらほしいなって思ってたら、ここも3連覇した某チームが狙ってるらしいね、これも残念・・(・_・*)
まあいろいろと上げてきましたけど、別にフィンケさんにカペッロやファーガソンになれ!とは言いませんけどね、そういうところにヒントはあると思います。
一年闘ってきて問題点が浮き彫りになってきた、それをどう解決するか。
今回のオフシーズンは、ちょっとここらで人件費に奮発しても・・ってタイミングじゃないかと思いますよ。
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Numberコラム 無冠に終わった浦和レッズ。Jを牽引するための大改革の好機が)