ようやく少し落ち着いてきたので、今年最後の参戦記、書きます。
個人的にも今年はブログ元年ということで、しかもチームはやろうとするサッカーも変わり、いろいろな意味でまた別な感じで浦和レッズと旅した一年でした。
今年最後の試合、テーマは『ENJOY FOOTBALL!!!EASY DOES IT!!! 』で、ハートはもちろん熱くだけど、その中に冷静な部分も持ち合わせられたらいいなという気持ちでしたが、スタジアムのあの空気雰囲気、冷静さなんてどっかいっちゃいましたね^^
もう少し冷静さがあったらなぁ阿部ちゃんの決定機もゴールにすいこまれていたのかもしれない、とか思うとそこら辺は自分の来期に向けた課題かなぁとか思ったり。
まあとにかく、最終戦で意地はみせた。
これは確か。
他の人がどう思っていようとそんなの関係なく、
浦和レッズは2009最高の試合を最終戦でやりました。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
2009J1最終節
浦和レッズ0-1(前半0-0)鹿島アントラーズ @埼スタ 53,783人 雨 柏原丈二
FW エジ
MF 元気 直輝 達也
MF 啓太 阿部ちゃん
DF 平川 闘莉王 坪井 のぶひさ
GK 山岸
67分 直輝⇒ロビー
70分 元気⇒タカ
75分 達也⇒セル
得点
66分 鹿島(興梠)
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
☆まだまだ差あんね前半からコンビネーションサッカーの片鱗を披露しまくってたし、間違いなく今年一番のウチだと感じた。
そして同時に感じたのが、鹿島強ぇって思い。
攻撃の鋭さ、攻守ともにの意志の浸透さ、アイデアのひきだしの多さ(やっぱりアイデアのある攻撃も、チーム戦術の浸透、つまり自信から)、いろいろなところで王者の風格を漂わせまくりでした。
熟成してるよ。
オリヴェイラ中心にしたベンチからの前へ審判への突進&怒鳴りだったり、マルキーニョスのうまーく自分達のペースに引き込もうとする動き、こうろきの靴ひも結びだったり、自分達のペースで自分達のペースで、とにかくイニシアチブを90分掴んでいようという感じ、自信のあるチームにしかできない戦い方、素直にそういうところ、いと素晴らし!、と思うし、敬意を表したいです。
鹿島は卑怯な戦い方とか言う人もいるけど、やっぱり強いから憎たらしく感じるんだよね。
ほんとに強いですわ、熟成度バリバリです。
☆ウチも今年一番ウチも今年一番の試合したからね、それでも勝てなかった。
オフシーズン補強してほしいポイントとか、こういう選手は試合出さないでほしいとか、いろいろ言いたいことはあるけど、それは長いオフシーズンに後々言うとして、とにかく強調したいのは"
2009今年一番の試合だった"ってこと。
昨日みたいなハートが超熱い試合を毎回やれればね・・とか思いますけどね。
昨日の試合で今年やってきた成果を見る、とかそういうことを思ってスタジアムには行きませんでした。
そういうことじゃないと思うんですよね。
鹿島戦前までの今年一年を観てきて、ここが足りないとかこの選手試合出るような選手じゃねえよとか、もうそういうのははっきりしているから。
ホーム最終戦で全員がハートをみせた。
"
自分達のやっているサッカーを自信持ってやって"相手に挑んだ。
そこが、昨年の最終戦とは違う大きな進歩だと、声を大にして『
俺達はこのサッカーに自信持ってる』って言うし、これを出来たからこそ来年につながる期待を持てる。
表彰式、目の前で見ただろ。
来年はやってやろうぜ!!☆出来たところ、そして課題鹿島相手にでも通じた。
これはまた大きな自信になった。
1人アンカー。フィンケレッズの究極系はやっぱりここ?で書きましたが、もちろん目指すべきはアンカー1人系なのですが(鹿島もそうだよね、小笠原とおいう素晴らしき選手がボランチにいることで多彩なものが生まれます)、でもウチはまだまだ未完成ということでアンカー2人系の方が安定しています。
そしてその安定した守備、後ろにいるべき選手が守備のときに後ろにいると、鹿島といえども点はとれない。
しかし例えば、ウチの場合、昨日も阿部ちゃんが上がったから直輝が下がるとか、そういうことして人数的には足りるようにしていうんですけど、そういうときには安定感がなくなっちゃうんですよね。
そこが現代の全員サッカーやる上では欠陥的なところだし、意識の浸透がまだまだ薄い部分であると感じます。
鹿島の1点も人数的には足りてたけど、阿部ちゃんが上がっててまだ戻っていなかった状況、それでやられちゃったんですよね。
人数的には足りてたのに。(出るべきでない選手が試合出てたってのもあるけど)
『ボールを奪ってから15秒以内のゴールが75%。』(FIFA)ですけど、それは人数が足りてなかったり、ポジショニングが攻撃を意識してのポジショニングになってるだろうから当然。
でも、人数が足りていてやられるっていうところは、大きな欠陥すぎます。
そしてそれが、そういうところのない鹿島とのまた一つの差。
☆迷ったよね、けど、フィンケ監督のヘタレ交代とても残念だったのが達也⇒セル、この交代。
これも
1人アンカー。フィンケレッズの究極系はやっぱりここ?で書いた内容に関係しますが、これ読んでくれたら、
フィンケ監督が最後のセルを入れる交代、これはフィンケ監督自身も非常に選択を迷ったんだろうなって分かってくれると思います。
間違いなくどちらにしようか迷ったはず。
磐田戦で成功、京都戦で失敗の1人アンカーにするか、疲れてる選手を変えて前の選手を入れる、フォーメーションに動きのない交代か。
闘莉王が上がるってのもあるけど、磐田戦も同じような感じだった。
ベンチ見て、セルが呼ばれて誰に替えるか、フィンケはどちらの選択肢を選ぶか、興味深く見てました。
個人的には1アンカー交代をやってほしかった。
迷ってたのは分かる、京都戦で失敗したからね、でも鹿島相手にリスク覚悟で本気で点とりにいってほしかった。
正直、11の数字が見えたときがっかりしました。
フィンケ!ヘタレな交代してんじゃねえよ
消極的交代してんじゃねえバーカ
とか試合後、野次飛ばしまくりましたけど(汚い言葉使うのやめようっていつもいつも思ってるんですけど、ついスタジアムでは出てしまうんですよね・・・今回も反省してますm(__)m)、でもフィンケさんなら来年やってくれるから辞めろとは言いません。
フィンケさんってドイツでもタイトルとかそういうのにあまり縁がない監督。
でも、昨日、フィンケさんは鹿島の表彰式をじっと見つめていました。
フィンケさんこういうの初体験だったか分かりませんが、何か感化されたのでしょう。
そしてセレモニーで回ってきたとき、来年はやってやる的ものがひしひし伝わっる感じでした。
常に上を向いていた。(セレモニーだから、とかそういうことじゃなくて)
表彰式、目の前で見ただろ。
来年はやってやろうぜ!! ☆闘莉王ありがとうとは言えなかった。
ありがとうっていうとなんか永遠のお別れみたいな感じするからね。
『闘莉王!!闘莉王!!』たくさん叫んだ。
この試合でもバリバリにバランスを崩すプレーしてチームのマイナス原因になるプレーしてたけど、それでも闘莉王がいなくなっちゃうのは寂しい。
あの誰よりも熱いハート、闘志を全面に出すプレー、たくさんの感動をくれた選手。
闘莉王っていつも『サポーターがあれだけの素晴らしいサポートをしてくれている。ウチは常に優勝しないといけないチーム』って言ってたけど、それくらい浦和レッズを心から愛している選手。
でも、なんかその言葉聞くと1人ですごく重荷背負ってプレーしてる感じがしました。
『オレはこのサポーターとともに優勝したい!』
『しなきゃ』じゃなくて、『したい!』、そういう気持ちでもっとやってほしかったな。
てか試合前に闘莉王のコメントをスタジアムで肉声聞いたとき、個人的に2006年最終節以来の試合前に泣くという大事態が起きそうでした・・(・_・*)
耐えたけど(^_^;)
闘莉王、ありがとう!!そしてこれからもよろしくな!!
☆悔しさかみしめて最後にもう一度繰り返しとこ^^
表彰式、目の前で見ただろ。
来年はやってやろうぜ!! 浦和レッズに関わるすべてのみなさん
オフシーズンしっかり充電&レベルアップして、来年またココ↓に帰ってきましょう
一年間お疲れ様でした







