『
十分研究して自分達が勝てるシミュレーションができた。』
試合前にヒディンク監督はそうおっしゃっていました。
どんな手をつかってでも次へ進む。実際多くの困難を突破してきた実績がある策士ヒディンク監督。決勝へコマを進めるためにどんなことをやってくるか、これがとても楽しみであります。
CLといえば夜中に観るので試合中お腹がすいたりってよくありますけど、せるためもお菓子やカップ麺を毎度準備してます。
今回のお供はこれでした。

まるごとバナナなみのボリュームがあるのに118円、安いんですよ。甘いの好きな方よかったらためしてみてください。
(実はこの写真、背景にもこだわっているという・・)
さあ試合。
CL Semi-final 1st leg.
バルサ 0-0 チェルシー
得点
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エトー、メッシ、アンリの攻撃力、そしてチェルシーはリヴァプールから7点とった、ということを考えればスコアレスを想像していた人は結構少ないんじゃないでしょうか。
この試合、チェルシーは徹底的に守備。どんびきサッカーでした。シュート数もバルサが20本ちかく打ったのに対しチェルシーは3本です(´▽`
チェルシーはカウンターからあわやというチャンスを90分で2回くらいつくりましたけど、それ以外はずっと守備。守備ばっかりやってると90分のうちにはさすがに何度も決定的ピンチシーンをつくられるわけですけど、チェフの好セーブもあって0で終わりました。
スコアだけみると0-0で、アウェイゴールなし、でも次はスタンフォード・ブリッジ、なのでどちらが有利とかもないような感じです。でも、この結果はどんびきサッカーをしていたチェルシーにとっては狙い通り(ヒディンク監督のシミュレーション通り)なわけですし、バルサは決定的チャンスを決められなかった、このへんの心理を考えるとややチェルシー有利かなという気はします。

メッシは完璧におさえられていました。ボシングワがマークついていましたけど、いい仕事しましたね。
この試合右サイドで出たエッシェンそしてまん中バラックのマークに、イニエスタ、シャビも自由にプレーした場面はほとんどなし。
『前半の我々は守備面で最高の試合をしたけど、カウンターがなかなかできなかった。望んでいたことをできなかったんだ。後半は何かが変わり、守備の点では依然としてあまり許さなかったうえ、よりうまくカウンターができるようになった。いくつかのチャンスも作ったね。我々の方が少しだけいいプレーだった。
まさにこういう形でゲームを研究していたよ』
カウンター、本当にやる気があったのでしょうかね。とてもそういうふうには観えませんでした。でもヒディンク監督、試合後こうおっしゃっているということはシミュレーション通りなんでしょうね。このまま守り続けるというのは考えづらいですしどこかで勝負に出てくると思うんですけど、ここが2nd leg.最大の見どころですね!
せるため的には、"
アネルカをどう使うか、いつ使うか"が鍵を握っていると思ってます。
バルサ側からはチェルシー批判が出ているようですけど、1st legはたしかに観てるほうとしては微妙な試合でした。ほんとの勝負は2nd leg!
バルサはマルケスが試合中怪我して、プジョルは次出場停止。しかも今週末はクラシコ、と大変なチーム事情ですが大丈夫でしょうかね。
2nd leg、ヒディンク監督の秘策が楽しみです!