H'ootballぶろぐ

いよいよ2010FIFA WORLD CUPの出場国、全32ヶ国が決まりました。
その組み合わせ決定方法はFIFAは一般には公開していないけど、大方知られてるので、これをちょっとまとめてみました。

グループリーグの組み合わせがどうなるかだけでも世界中が盛りあがれる、これがやっぱワールドカップのすごいところですね！


"FIFA WORLD CUP組み合わせ抽選法"

出場国32ヶ国は、それぞれA～Hの8グループに分けられる。

32ヶ国はまず、ポット1（シード国）、2、3、4に分けられ、そこからグループを決めていく。
それぞれのグループは、ポット1から1ヶ国、2から1ヶ国、3から1ヶ国、4から1ヶ国。

そのポットに入る国の決め方。
ポット1、シード国はまずは開催国。
そして残りの7ヶ国は、ここ最近（過去3大会）のW杯での成績と、ここ最近（過去3年）のFIFAランクで決まる。

ポット2はシード国以外のヨーロッパ。

ポット3、ポット4は同じ地域でかぶらないようにいろいろ考慮され決まる。
（2006例：ポット3：アフリカ、南米、オセアニア　ポット4：アジア、北中米・カリブ海）


出場国全32ヶ国、現時点のFIFAランク順。

【2009/11/18現在　FIFAランク】
1：ブラジル
2：スペイン
3：オランダ
4：イタリア
5：ドイツ
6：アルゼンチン
7：イングランド
9：フランス
10：ポルトガル
11：アメリカ
13：スイス
14：カメルーン
16：ギリシャ
17：チリ
18：メキシコ
19：コートジボワール
20：セルビア
21：パラグアイ
24：オーストラリア
25：ウルグアイ
27：デンマーク
29：アルジェリア
32：ナイジェリア
33：スロバキア
35：ホンジュラス
38：ガーナ
40：日本
48：韓国
49：スロベニア
83：ニュージーランド
85：南アフリカ
91：北朝鮮

FIFAランクはあまりあてにならない部分もありますけど、でも、これ観るといかに日本がベスト16に入るのがすごいことかって、分かります・・・(^_^;


～2010FIFA WORLD CUP～
シード国：南アフリカ、イタリア、ブラジル、アルゼンチン、スペイン、ドイツ・・・後はオランダかイングランドかフランスか。

ポット2：シード国の5ヶ国を除いたヨーロッパ8ヶ国。
オランダかイングランドかフランスか1ヶ国、ポルトガル、スイス、ギリシャ、セルビア、デンマーク、スロバキア、スロベニア。

ポット3：シード国以外の南米3チームと南アフリカ以外のアフリカ5チーム。
チリ、パラグアイ、ウルグアイ、カメルーン、コートジボワール、アルジェリア、ナイジェリア、ガーナ

ポット4：アジアオセアニア5チーム＋北中米3チーム。
日本、オーストラリア、韓国、ニュージーランド、北朝鮮、アメリカ、メキシコ、ホンジュラス

2006はメキシコがシードだったし、ポット3、4も謎ですが、多分こんな感じかと予想。

だから例えば、
ブラジル、ポルトガル、カメルーン、日本。
こんなグループもありえます。
こうなったら12月で終わりですね。

組み合わせ抽選は12月4日です（^^）
⇒【FIFA.com】

厳格に厳格に厳格に・・・時に優しさもみせるイビツァ・オシム氏語録。

『オシム語録』


【japanizacija, globalizacija.ジャパニザーチャ、グローバリザーチャ（日本化、世界化）】
日本（自分）らしくいこうよ。それが世界へ出て行くための大一歩。



～オシムの言葉より～

『オシムさんは監督やっているんじゃなくて、監督という生き物のようだ。』


『お前は悔いなく人生を走っているか？今のままでいいのか？』そんな風に励まされた気がする。

サッカーのルールは、ポゼッションを多くしていれば勝ちというわけでなく、ゴールネットを揺らした回数で勝敗が決まります。

今日は途中までそれを忘れていたのでしょうが、本番ではしっかり覚えておいてください。

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アジア杯予選

日本代表4-0(前半1-0)香港代表　　@香港

FW　岡崎　大久保
MF　松井　俊輔
MF　ガチャ　長谷部
DF　駒野　闘莉王　中澤　内田
GK　川島

60分　大久保⇒寿人
84分　駒野⇒徳永
86分　ガチャ⇒阿部ちゃん


得点
32分　日本（長谷部）
74分　日本（寿人）
84分　日本（俊輔-FK）
89分　日本（岡崎）
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相手はこの前も6-0で勝った香港なので、しっかりと自分達のスタイルを魅せつけて余裕で勝ってくれるかと思っていたんですけどね。

もちろん、2011のアジア杯でいい結果を残そうということなら全然OKですが、2010のW杯で少なくともグループリーグ突破を考えているなら、この試合はありえない程残念な試合。

先日南アフリカへ行って、来年いよいよここでやるんだなとテンション上がったかと思ったんですが、そんなことはまったくなかったようで。

わざわざ海外組が香港まで来たにもかかわらず収穫は皆無な悲しい試合。

90分松井を起用して、オプションになるかと期待していたのですが、それもちょっとなさそうだし。


岡ちゃんの試合後のコメント

「決して悪くないプレーをしていたが、それ以上に香港がファイトしていた。シュートを決めるところ以外は良かった。ある意味で、６－０と大勝したホームの試合よりも満足している。コンセプトの面でも良かったし、７から８割の出来。最後のシュートを決める部分と、ラストパスのタイミングの部分が課題。無理なタイミングでごり押しするパスやサイドチェンジがあった。南アフリカ戦と比べてもワンランク上のプレーをしてくれた」


「ワンランク上のプレー」というのもどういう意味か分かりませんが、それよりも最後のゴールを決めるということができていないのに、良かったも何もないでしょう。
「シュートを決めるところ以外は良かった」ってどういうことですか・・・orz

香港相手にポゼッション上回れるのは当然、それでゴール入らなきゃなんにもならんでしょう。

"得点力不足"。
原因・・・アイデアがまったくない単調攻撃ばかりしていること。

オシムさんがよくおっしゃっていたけど、もっと"考える"ってことをやらないといけない。
点をとるために、状況に応じてアイデアを。

海外観てるでしょ海外。
まずはその真似からでもいいし、何かアクセントつけた攻撃してくれ！

海外じゃなくとも、Jリーグでもお手本となる選手がたくさんいます。
それ参考にしてもいいし。
まずは真似からでも。



悔しいけどこのチームはアイデアが豊富。
先日の天皇杯4回戦。
1:40のもいいけど、何よりすごいのが7:00の得点シーンです。

こういうアイデアを絡めて攻撃すれば、得点につながりますよね。

そして、ほんとそこをなんとかすれば、W杯でも絶対結構いける！


『アイデアのない人間もサッカーはできるが、サッカー選手にはなれない。』

『もうひとつ上へ行こう、という真剣な思いがなければ状況は変わらない。』

『大切なのは、勝った試合で浮かれることではなく、何がよくないかを見極めることだ。』

厳格に厳格に厳格に・・・

オシム的に最強に厳格に、ここからの道を進んでいかないと、W杯でいい結果出すのは無理だと思います。