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09-10天皇杯2回戦 vs松本山雅FC @松本平広域公園総合球技場アルウィン。 

J1のクラブがJFLの下、地域リーグのチームに0-2で負けたという結果を見た他サポや大多数の方は、"数少ないチャンスをものにされて、レッズは決定的チャンスを何度もはずした"そして負けたのだろうと、そう思うかもしれません。


しかしそれは残念ながら違って、"数少ないチャンスをものにされた"というよりも"数多くのチャンスのうち、2回を得点に結び付けられた"という表現の方が正しいんじゃないでしょうか、と思う試合でありました。山岸のファインセーブがなきゃ0-3になったような場面もありましたし。


で、仮に次やったら勝てるかっていうと、どうもまた負けるんじゃないかと。そう思ってしまうような、まったくサポーターをなめているとしか思えない、超酷試合(激怒)

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09-10天皇杯2回戦

浦和レッズ0-2(前半0-1)松本山雅FC  @松本平アルウィン  14,494人  晴  主審 飯田淳平

FW 達也 エジ
MF ロビー 原口
MF 直輝 啓太
DF 細貝 坪井 のぶひさ 平川
GK 山岸

HT 平川⇒堀之内
61分 達也⇒梅崎
75分 原口⇒近藤


得点
12分 柿本倫明(松本)
72分 阿部琢久哉(松本)
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☆スタメン見ても手抜きは一切なし。現状のベストメンバー。


☆『先制点与えるのだけは勘弁してほしいよね』って試合前話していたのですが、開始早々から腑抜けたプレーを連発で、裏をとられヒヤリとするプレーもあり、『おい何やってんだ(怒)』という立ち上がり。

3回目のヒヤリとするプレーでしたでしょうか、相手に裏へぬけ出され、見事にGKの頭上を浮かせるループシュートで、なんと先制点を奪われる。

先制点とられたらうちは弱いとはいえ、まだ全然逆転するって信じてましたよこの時は。0-2になった時に、巨大なGIANT KILLINGが起こるんじゃないかって初めて頭によぎりました。


いつもと変わらない。エジ、ロビー・・・

原口や直輝とかは、やっぱり相手はアマだなと思わせてくれるよな、"軽くいなす"プレー魅せてくれるんですけど、エジやロビーのプレー観ていると、相手がJ1のクラブなのかと錯覚するようなプレー。

エジはいつものJリーグと変わらない、決定的なのを何事もなかったかのようにはずす、たとえマークが甘くとも。ロビーもいつものJリーグと変わらない、難しいことしようとして相手にボールを奪われる、たとえプレスが弱くとも。


先制点とられたら負けるというのもいつもと変わらないし、局面局面で一対一の勝敗も相手がJ1の時と同じくらいだったし、何より失点シーン、まさによく観るカウンターで華麗に抜け出されてやられるってやつ。


結局、自分達のサッカー土台うんちゃらは何処かへ行って、"相手に合わせて"いるんですよね。そうですよね。

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直輝って、やっぱ前の選手でしょ。

視野が広くてパスが幅広く散らせるからか、フィンケさんはなぜかボランチで直輝を使うことが最近多いのですが、この試合観てあらためて思いましたよ。直輝って、前で輝く選手でしょ!

今シーズン序盤もそうでしたけど、直輝が攻撃に絡むと結構チャンスつくれるんですよね。この試合でも直輝が攻撃参加して、4-1-3-2になる場面が結構ありましたが、チャンスつくれていました。エジがそのチャンスをゴールキックにするのに"ひと役かっていた"せいで、ゴールには結びつきませんでしたけど、チャンスはありました。

ユースでも直輝はゴールたくさんとっていました印象ありますし、高円宮杯では得点王だし。


そういう選手がなぜボランチなのか、非常に謎です。そして↓↓の話と絡んでくるのですが


こういう結果になって分かるけど、監督も油断してましたね

前日の代表戦参戦記に、一発勝負の試合時、点欲しい時の常識交代のことをちょっと書かせていただきましたが、今回は代表とは逆、なんとFW達也を下げるという交代でした。

それはそれで、後ろから人数かけて攻撃できたり効果はあると思いますし、達也は90分まだ無理というのもあると思いますけど、なんといってもこの交代で残念だったのが、2列目が3人になったことにより直輝の攻撃への絡みががくっと下がってしまったということです。やりにくくなってしまいますよねそりゃ・・。

しかしベンチのメンバーみるとこの交代しか動きようがないというのも事実でしたし、それなら達也をベンチに切り札として置いとけよとフィンケさんには言いたいところですが、でもそれだと結果論ですからね。ただ監督に油断あった感は否めません。監督だけじゃなくサポもそうだったとは思いますが。(自分も含めて)

しかし、こういう勝負師的なところはフィンケさんって、どうなのかなって思います。


75分に原口⇒近藤でCBだった堀之内をボランチに(今年ここまで観ると確実に堀之内はボランチの選手という存在です)、そして直輝を前に、というチェンジで案の定またうちのいい流れになりましたが、この時は0-2というスコアになっていて、相手はいけるんじゃないかという自信がかなり高い状態になっていましたので、時既に遅しというチェンジの時間帯でした。


この気持ち、なくして

さらにスリルが増すんじゃないかと思い、せるためは、天皇杯の前にGIANT☆KILLING1~11巻を読んで行ったのですが、まさかマンガ以上のものが目の前に公開されるとは夢にも思っていませんでした。今でも信じられません。しかし・・・現実です・・・ね・・・(-。- )

試合後のサポとの話し合いで、クラブのお方が新潟戦で何か示してくれることを約束してくれたみたいですが、でも新潟戦でたとえいい試合魅せてくれてもね・・・。どうせまたおんなじこと繰り返すんじゃないの?って思っちゃいますよ、これだけ繰り返されると。来シーズンまたそうなるかは、オフシーズン次第だろうけど。

ただ、謎で理解できないことはある監督でも辞めるのだけは勘弁してほしい。そしたら、また来シーズンもまた同じことになるから。昨年からの進歩0だから。


長いオフシーズンの前に残り6試合、優勝でもACLでも可能性ある限り、それ目指していこう!!また同じこと繰り返すんでしょっていう気持ちをなくしてくれるようなプレーを、選手達にしてもらいたいです。

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次秋田で、FC岐阜が5-0とかなったら・・ちょっと悲しい。
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